便秘の原因として考えられるもの

便秘と一般的に呼ばれているのは、多くの場合、機能性便秘と呼ばれているものです。機能性便秘が起こる原因は、不規則な生活による食事の乱れやストレス、運動不足など様々です。

 

順調に便が排泄されなくなる事が便秘ですが、1日3食の食事をしっかり摂らなかったり、体内の水分が不足したりすると、腸への刺激が充分に行われないため、蠕動運動が鈍くなり便秘が起こります。

 

また、便秘の原因には便意を意図的に我慢する事も挙げられます。
便意を我慢してしまうと、直腸から脳へ伝えられる便の排泄命令に背く事になり、何度もこのような事を繰り返していると便意が弱まってしまうのです。

 

自律神経によってコントロールされている腸の蠕動運動は、自分の思い通りに行う事はできないようになっています。

 

この自律神経は腸の蠕動運動をコントロールしていますが、ほんの些細なストレスでも乱れてしまうため、ストレスを抱えたまま日々の生活を送っていると便秘の原因になります。

 

こうした機能性便秘の多くは、食生活やライフスタイルを改善する事で解消可能になっています。

 

ですが、機能性便秘の他に症候性便秘と呼ばれている便秘があります。

 

症候性便秘は、大腸がんや大腸ポリープなど便の排泄を妨害している事が主な原因となっています。生活習慣や食生活を改善するだけでは症候性便秘の解消はできないため、病院で治療を受けなければいけません。